「株主優待を始めたいけど、大きなお金を動かすのは怖い」
「まずは10〜20万円くらいで試したい」
そう考える方にぴったりなのが、20万円以下で買える株主優待銘柄です。2026年3月時点で、この価格帯で買える優待銘柄は約465銘柄あり、全体の約28%を占めています。選択肢は豊富です。
この記事では、2026年4月時点で20万円以下で買える人気の優待銘柄を20選、ジャンル別にまとめました。最初の1銘柄を選ぶときの参考にしてみてください。
⚠️ 免責:本記事は2026年4月時点の情報をもとに作成しています。株価・優待内容は日々変動し、改悪・廃止されることもあります。投資判断は必ず最新の公式情報を確認のうえ、自己責任で行ってください。記載の最低投資金額は目安です。
この記事の見方|20万円以下の優待銘柄を選ぶ4つの視点
最初に、本記事で銘柄を選ぶ基準をお伝えします。
- 最低投資金額が20万円以下(100株で買えるライン)
- 初心者でも使いやすい優待内容(難しい手続きが不要)
- みんかぶ等で人気上位にランクインしている(情報が取りやすい)
- 権利確定月が明確(カレンダーを組みやすい)
上記に沿って、ポイント系・食料品系・食事券系・暮らし系・その他の5ジャンルから厳選しています。
まだ「株主優待とは?」「始め方は?」から知りたい方は、以下を先にどうぞ。
👉 株主優待とは?仕組み・もらい方・注意点を初心者向けに完全解説
👉 株主優待の始め方|証券口座開設から受取までの5ステップ
【ポイント・金券系】使い勝手抜群の5銘柄
金券・ポイント系は家族構成を選ばないため、初心者にもっとも人気のジャンルです。
1. NTT(9432)
- 最低投資金額:約1.5万円
- 優待内容:dポイント付与(長期保有特典)
- 権利確定月:3月末
- ポイント:1.5万円台で買える日本を代表する大型通信企業。株価も安定志向で、初心者が最初に買う銘柄として人気。長期保有者向けのdポイント付与が魅力
2. ソフトバンク(9434)
- 最低投資金額:約2.1万円
- 優待内容:PayPayポイント(長期保有特典)
- 権利確定月:3月末・9月末
- ポイント:こちらも2万円台で買える通信系大型株。PayPayユーザーには嬉しい還元。配当利回りも4%台と高水準
3. TBK(7277)
- 最低投資金額:約4.1万円
- 優待内容:東北地方ブランド米、またはQUOカード(長期保有特典)
- 権利確定月:3月末
- ポイント:お米かQUOカードを選べるのが魅力。家計にやさしいタイプの優待として注目
4. ヨンドシーホールディングス(8008)
- 最低投資金額:約18.1万円
- 優待内容:株主優待券、自社商品、寄付(長期保有特典)
- 権利確定月:2月末
- ポイント:ジュエリーブランド「4℃」を展開。20万円以下ギリギリだが、配当利回り4.5%台と高く、配当+優待の二刀流で魅力
5. ストリーム(3071)
- 最低投資金額:約1.0万円
- 優待内容:株主優待割引券(家電ECサイト「ECカレント」で使える)
- 権利確定月:1月末
- ポイント:1万円台で買える超少額銘柄。家電の買い替え時期に合わせて持っておくと便利
→ クオカード・金券がもらえる株主優待まとめ【使い道も解説】
[→ QUOカード優待の利回りランキング]
【食料品系】家計に直結する4銘柄
自社製品の食品・調味料などがもらえるタイプ。使わない家庭がほぼないので初心者に最適です。
6. マルハニチロ(1333)
- 最低投資金額:約15.3万円
- 優待内容:新社名記念優待(自社食品詰め合わせ等)
- 権利確定月:3月末
- ポイント:水産大手の老舗企業。配当利回りも2.6%台と安定。優待と配当の両方を楽しめる
7. キッコーマン(2801)
- 最低投資金額:約14.8万円
- 優待内容:自社グループ商品詰合せ(長期保有特典・社会貢献枠あり)
- 権利確定月:3月末
- ポイント:醤油をはじめ自社製品がもらえる安心銘柄。長期保有優遇もあり、じっくり持ちたい人向け
8. 北の達人コーポレーション(2930)
- 最低投資金額:約1.3万円
- 優待内容:自社商品・ECサイト商品券(長期保有特典)
- 権利確定月:2月末
- ポイント:1万円台で買える超少額銘柄。化粧品やサプリなどのECサイトで使える商品券がもらえる。優待利回りが極めて高いことで知られる
9. フジタコーポレーション(3370)
- 最低投資金額:約5.8万円
- 優待内容:自社製品、外食店カード(長期保有特典)
- 権利確定月:3月末
- ポイント:食料品と食事券の両方が選べる、ちょっと変わったタイプ
【食事券系】外食が多い家庭に3銘柄
外食が多い家庭ほどお得感が大きいジャンルです。
10. クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)
- 最低投資金額:約7.4万円
- 優待内容:優待食事券(長期保有特典)
- 権利確定月:2月末・8月末
- ポイント:「磯丸水産」(※2026年2月で優待廃止予定)、「しゃぶ菜」などグループ店舗で使える食事券。幅広い店舗で使える
11. KOZOホールディングス(9973)
- 最低投資金額:約0.2万円
- 優待内容:優待券(アプリで利用)
- 権利確定月:12月末
- ポイント:驚異の2,000円で買える超少額銘柄。「小僧寿し」を運営。優待利回りも18%台と非常に高い
12. 海帆(3133)
- 最低投資金額:約4.7万円
- 優待内容:優待食事券、全国共通おこめ券
- 権利確定月:3月末
- ポイント:居酒屋チェーン運営。5万円以下で買えて、食事券とおこめ券の二本立てが地味に嬉しい
【暮らし・ライフスタイル系】日常生活が豊かになる5銘柄
13. ツインバード(6897)
- 最低投資金額:約4.2万円
- 優待内容:株主優待クーポン(長期保有特典)
- 権利確定月:2月末
- ポイント:新潟発の家電メーカー。自社製品が買える優待クーポン
14. 楽天グループ(4755)
- 最低投資金額:約8.1万円
- 優待内容:楽天モバイル回線(長期保有特典)
- 権利確定月:12月末
- ポイント:楽天モバイルの回線(データ通信)が優待でもらえるユニークな銘柄。楽天経済圏の人には強い味方
15. ホンダ(7267)
- 最低投資金額:約15.6万円
- 優待内容:イベント、見学会、クーポン(長期保有特典)
- 権利確定月:3月末
- ポイント:配当利回り4.5%台と高配当。自動車ファンは工場見学会も楽しめる
16. ヤマハ発動機(7272)
- 最低投資金額:約12.2万円
- 優待内容:株主優待ポイント(ポイントサービス・スポーツ・社会貢献)
- 権利確定月:12月末
- ポイント:ポイント制でオリジナル商品と交換可能。配当利回りも4%台と魅力的
17. オンワードホールディングス(8016)
- 最低投資金額:約7.9万円
- 優待内容:自社グループ製品(カタログギフト/長期保有特典)
- 権利確定月:2月末
- ポイント:アパレル大手。自社グループの製品(アパレルやコスメ)から選べるカタログ型優待
[→ カタログギフト系の株主優待を徹底比較]
【ファッション・その他】趣味で使える3銘柄
18. チヨダ(8185)
- 最低投資金額:約11.0万円
- 優待内容:株主優待割引券
- 権利確定月:2月末・8月末
- ポイント:靴のチヨダ・東京靴流通センターなどで使える割引券。配当利回り4.9%台と高水準
19. RIZAPグループ(2928)
- 最低投資金額:約2.2万円
- 優待内容:優待品交換ポイント、優待券(カタログギフト/長期保有特典)
- 権利確定月:3月末
- ポイント:2万円台で買える少額銘柄。RIZAP系列の商品から選べる。優待利回りが極めて高い
20. バロックジャパンリミテッド(3548)
- 最低投資金額:約7.6万円
- 優待内容:店舗、通販サイトで利用可能なクーポン(長期保有特典)
- 権利確定月:2月末・8月末
- ポイント:「MOUSSY」「SLY」などのファッションブランドを展開。配当利回り5%台と非常に高い
銘柄選びで失敗しない5つのコツ
ここまで20銘柄を紹介しましたが、すべて買う必要はありません。むしろ最初は1〜3銘柄で十分です。選ぶときに押さえてほしいポイントをまとめます。
コツ1:自分のライフスタイルに合うものを選ぶ
外食しない家庭に食事優待券は宝の持ち腐れ。実際に使う優待が一番価値が高いです。
コツ2:利回りだけで選ばない
優待利回り5%と書かれていても、使えない優待なら利回りゼロと同じ。「額面の価値」より「自分にとっての価値」を優先してください。
コツ3:権利確定月を分散する
3月と9月に集中させすぎると、資金が一気に固定されます。月を分散させると年間を通して優待が届く楽しみができます。
→ 株主優待の権利確定日カレンダー【2026年・月別保存版】
コツ4:長期保有優遇がある銘柄を選ぶ
1年以上保有で優待がアップする銘柄は多いです。長く持つつもりなら最初から長期優遇ありの銘柄を選ぶと得です。
コツ5:改悪・廃止リスクを理解する
優待は企業判断で変わります。優待だけを目的にせず、企業自体に関心を持って投資する姿勢が大切です。直近でもSFPホールディングス(磯丸水産)の優待廃止が発表されるなど、変化は珍しくありません。
[→ 株主優待の改悪・廃止を早めに察知する方法]
20万円以下でも、こんな買い方ができる
手元の資金が20万円あるとして、分散の例をいくつか紹介します。
例1:超少額3銘柄分散(合計約5万円)
- NTT(1.5万円)+ ソフトバンク(2.1万円)+ 北の達人(1.3万円)
- 3社に分散しても5万円以下。通信+食品+高利回りのバランス型
例2:食品・食事重視(合計約20万円)
- キッコーマン(14.8万円)+ クリエイト・レストランツHD(7.4万円)
- 調味料が届く&外食で使える、日常に直結
例3:高利回り配当+優待二刀流(合計約15万円)
- チヨダ(11.0万円)+ RIZAPグループ(2.2万円)+ ストリーム(1.0万円)
- 配当利回り4.9%のチヨダを軸に、少額優待を複数
上記は組み合わせの参考例であり、推奨ではありません。最終判断はご自身で行ってください。
よくある質問
Q. 10万円以下で買える優待もありますか?
A. たくさんあります。本記事でもNTT(1.5万円)、ソフトバンク(2.1万円)、KOZOホールディングス(0.2万円)など、超少額から買える銘柄を紹介しています。
[→ 10万円以下で買える株主優待|お試し投資に最適な銘柄]
Q. 20万円以内で何銘柄くらい持つのがベスト?
A. 1〜3銘柄が目安です。最初から分散しすぎると、管理が大変になります。
Q. NISAで買ってもいい?
A. むしろNISAでの優待投資はお得です。配当金が非課税になります。
→ NISAで株主優待はもらえる?新NISAとの賢い使い分け方
Q. 株価が下がったらどうする?
A. 短期的な株価変動は気にしすぎないほうが精神衛生上良いです。「優待と配当を受け取りながら長く持つ」スタンスで始める人が多いです。
Q. 優待目当てで買ったら損することもある?
A. あります。優待価値 < 株価下落になるケースは珍しくありません。優待はあくまで”付加価値”と捉えることが大切です。
Q. 記載された株価が変わっていたら?
A. 株価は日々変動します。最新情報はみんかぶ(https://minkabu.jp/yutai)や各証券会社の株主優待検索で確認してください。
まとめ:20万円以下なら選択肢は豊富。まず1銘柄から
- 1万円台から買える銘柄も多数、ハードルは想像より低い
- 食料品・食事券・金券・カタログ・割引の5ジャンルから選べる
- 自分のライフスタイルに合う優待が一番お得
- 最初は1〜3銘柄で十分、慣れてから増やす
- 権利確定月の分散・長期保有優遇・改悪リスクをチェック
- 投資は自己責任、必ず最新の公式情報を確認
次に読むべき記事
実際に買う手順に進みたい方はこちら。
👉 株主優待の始め方|証券口座開設から受取までの5ステップ
👉 [SBI証券で株主優待銘柄を買う方法【画面付き解説】]
👉 [100株で一番得する株主優待TOP10【利回り計算付き】]

