「株主優待は気になるけど、いきなり大きなお金は動かしたくない」
「貯金のうち、ほんの一部で試してみたい」
そんな方にこそ、10万円以下で買える株主優待がぴったりです。
2026年4月時点で、10万円以下で買える優待銘柄は約350銘柄あります。1万円台から始められる銘柄も多く、「お試し投資」の感覚で買えるラインナップが揃っています。
この記事では、10万円以下で買える優待銘柄を3ステップ・10銘柄に厳選してご紹介します。投資デビューの最初の1銘柄を選ぶときの参考にしてみてください。
⚠️ 免責:本記事は2026年4月時点の情報をもとに作成しています。株価・優待内容は日々変動し、改悪・廃止されることもあります。投資判断は必ず最新の公式情報を確認のうえ、自己責任で行ってください。記載の最低投資金額は目安です。
この記事の見方|投資デビューの3ステップ
10万円以下といっても、1万円と9万円ではかなり感覚が違います。本記事では、金額のステップごとに銘柄を分けてご紹介します。
| ステップ | 投資額の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ステップ1 | 1〜3万円 | まずは「優待が届く感覚」を体験したい人 |
| ステップ2 | 3〜7万円 | 生活に直結する優待でお得感を味わいたい人 |
| ステップ3 | 7〜10万円 | 長く持ちたい本命を1〜2銘柄選びたい人 |
選定基準は4つです。
- 最低投資金額が10万円以下(100株で買えるライン)
- 知名度がそれなりにある(情報収集しやすい)
- 優待内容がイメージしやすい(初心者でも使い道がわかる)
- 2026年4月時点で人気上位にある
まだ「株主優待の仕組みから知りたい」という方は、こちらを先にどうぞ。
👉 株主優待とは?仕組み・もらい方・注意点を初心者向けに完全解説
👉 株主優待の始め方|証券口座開設から受取までの5ステップ
ステップ1:1〜3万円で買える4銘柄|まずは「優待が届く感覚」を体験
最初の1銘柄は、金額より体験を優先するのがおすすめです。1〜2万円なら、外食1回分の感覚で買えます。
1. KOZOホールディングス(9973)
- 最低投資金額:約0.2万円
- 優待内容:優待券(アプリで利用)
- 権利確定月:12月末
- こんな人に向く:とにかく安く始めたい人、寿司が好きな人
驚きの約2,000円で買える銘柄です。「小僧寿し」を運営するKOZOホールディングスは、投資というより「お試し体験」の最有力候補。優待利回りも非常に高く、初心者の最初の1銘柄として人気があります。
2. 北の達人コーポレーション(2930)
- 最低投資金額:約1.3万円
- 優待内容:自社商品・ECサイト商品券(長期保有特典)
- 権利確定月:2月末
- こんな人に向く:化粧品やサプリに興味がある人
1万円台で買える超少額銘柄。化粧品やサプリのECサイトで使える商品券がもらえます。優待利回りが高いことで知られていて、女性ユーザーから根強い人気があります。
3. NTT(9432)
- 最低投資金額:約1.5万円
- 優待内容:dポイント付与(長期保有特典)
- 権利確定月:3月末
- こんな人に向く:dポイントユーザー、安定志向の人
1.5万円台で買える日本を代表する大型通信企業です。株価が安定志向で、初心者が「最初の1銘柄」として選びやすいのが特長。長期保有でdポイントが付与されます。
4. ソフトバンク(9434)
- 最低投資金額:約2.1万円
- 優待内容:PayPayポイント(長期保有特典)
- 権利確定月:3月末・9月末
- こんな人に向く:PayPayユーザー、配当も狙いたい人
こちらも2万円台で買える通信系の大型株。PayPayユーザーには嬉しい還元です。配当利回りも4%台と高水準で、優待+配当の二刀流が狙える銘柄として知られています。
ステップ2:3〜7万円で買える3銘柄|生活密着型でお得感を実感
ステップ1で「優待が届く感覚」をつかんだら、次は生活に直結する優待へ。家計にダイレクトに効いてくるラインナップです。
5. TBK(7277)
- 最低投資金額:約4.1万円
- 優待内容:東北地方ブランド米、またはQUOカード(長期保有特典)
- 権利確定月:3月末
- こんな人に向く:お米派の家庭、QUOカードを旅先などで使いたい人
お米かQUOカードを選べるのが魅力。家計にやさしいタイプの優待として、長期保有ユーザーが多い銘柄です。QUOカードの使い道に迷ったら、こちらの体験談もどうぞ。
👉 QUOカード優待で旅行費を浮かせた話|別府地獄めぐりの帰り道で実感
6. ツインバード(6897)
- 最低投資金額:約4.2万円
- 優待内容:株主優待クーポン(長期保有特典)
- 権利確定月:2月末
- こんな人に向く:家電好き、シンプルなデザインが好きな人
新潟発の家電メーカーです。自社製品が買える優待クーポンがもらえます。買い替えのタイミングに合わせて持っておくと、ちょうどいい優待になります。
7. 海帆(3133)
- 最低投資金額:約4.7万円
- 優待内容:優待食事券、全国共通おこめ券
- 権利確定月:3月末
- こんな人に向く:外食もする、お米も食べる、両方欲しい家庭
居酒屋チェーンを運営する銘柄です。5万円以下で買えて、食事券とおこめ券の二本立てという、ちょっと珍しい構成。家族構成を選ばない使い勝手の良さがあります。
ステップ3:7〜10万円で買える3銘柄|長く持ちたい本命候補
10万円ギリギリのこの帯は、「長期保有して優待を毎年受け取る」スタイルに向く銘柄が並びます。
8. クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)
- 最低投資金額:約7.4万円
- 優待内容:優待食事券(長期保有特典)
- 権利確定月:2月末・8月末
- こんな人に向く:外食が多い家庭、グループ店舗の幅広さを活かしたい人
「磯丸水産」(※2026年2月で優待廃止予定)、「しゃぶ菜」など多数のグループ店舗で使える食事券がもらえます。年2回の権利確定なので、家計の固定支出のように使えます。
9. オンワードホールディングス(8016)
- 最低投資金額:約7.9万円
- 優待内容:自社グループ製品(カタログギフト/長期保有特典)
- 権利確定月:2月末
- こんな人に向く:洋服やコスメから選びたい人、カタログ優待が好きな人
アパレル大手のオンワード。自社グループの製品をカタログから選べるスタイルです。アパレルだけでなくコスメ系もラインナップされていて、選ぶ楽しみがあります。
10. 楽天グループ(4755)
- 最低投資金額:約8.1万円
- 優待内容:楽天モバイル回線(長期保有特典)
- 権利確定月:12月末
- こんな人に向く:楽天経済圏のユーザー、サブ回線が欲しい人
楽天モバイルの回線(データ通信)が優待でもらえるユニークな銘柄です。普段から楽天サービスを使っている方には、特に相性のいい優待です。
3ステップの進み方|無理なくステップアップする考え方
10銘柄を全部買う必要はありません。最初は1〜2銘柄で十分です。
おすすめの進み方を3つご紹介します。
パターンA:超少額からじわじわ
ステップ1で1銘柄 → 1年経ったらステップ2へ
KOZOホールディングス(0.2万円)から始めて、優待が届く感覚を体験。慣れたらステップ2のTBK(4.1万円)などにステップアップ。
パターンB:合計5万円で2銘柄分散
NTT(1.5万円)+ ソフトバンク(2.1万円)+ 北の達人(1.3万円)
合計約5万円で3銘柄に分散。通信2社+コスメECで、優待ジャンルもバラけて飽きません。
パターンC:10万円以内で本命1銘柄
クリエイト・レストランツ(7.4万円)または楽天グループ(8.1万円)に絞る
外食派ならクリエイト・レストランツ、楽天経済圏ユーザーなら楽天グループ。1銘柄に絞ることで管理がラクになります。
上記は組み合わせの参考例であり、推奨ではありません。最終判断はご自身で行ってください。
10万円以下でも気をつけたい3つのこと
少額だからといって、リスクがゼロというわけではありません。投資デビュー前に押さえてほしいポイントを3つだけ。
1. 株価は変動する
10万円で買った株が、9万円や8万円に下がることもあります。「下がっても困らない金額」で始めるのが鉄則です。
2. 優待は改悪・廃止されることがある
優待は企業判断で変更されます。直近でも、SFPホールディングス(磯丸水産)の優待廃止が発表されるなど、変化は珍しくありません。「優待だけが目当て」になりすぎないスタンスが大切です。
3. 取引手数料に注意
少額の取引ほど、手数料の比率が大きくなりがちです。SBI証券・楽天証券などの国内株式手数料が無料の証券会社を選ぶと、少額投資のロスを抑えられます。
よくある質問
Q. 10万円で何銘柄持つのがベスト?
A. 1〜3銘柄が目安です。最初から分散しすぎると管理が大変になります。慣れてから増やすほうが続きやすいです。
Q. 配当も同時にもらえるの?
A. もらえます。優待+配当の二刀流が、株主優待投資の基本スタイルです。本記事のソフトバンク(9434)などは、配当利回り4%台と高水準です。
Q. NISA口座で買ってもいい?
A. むしろNISAでの優待投資はお得です。配当金が非課税になります。詳しい使い分けは別記事をご参考ください。
Q. 10万円以下で人気の銘柄って他にもある?
A. たくさんあります。本記事は「初心者でもわかりやすい」を軸に10銘柄に絞っていますが、20万円以下まで枠を広げれば選択肢が一気に広がります。
👉 20万円以下で買える株主優待おすすめ20銘柄【少額投資向け】
Q. 株価が10万円を超えてしまったら?
A. 株価は日々変動するため、本記事掲載時点で10万円以下の銘柄も、後日10万円を超える可能性があります。最新情報はみんかぶ(https://minkabu.jp/yutai)や各証券会社の株主優待検索で確認してください。
まとめ:10万円以下なら、優待デビューのハードルは低い
- 10万円以下で買える優待銘柄は約350銘柄ある
- ステップ1(1〜3万円)→ ステップ2(3〜7万円)→ ステップ3(7〜10万円)の順で慣れていける
- 最初は1〜2銘柄で十分。慣れてから増やすほうが続きやすい
- 株価変動・改悪リスク・手数料の3点に注意
- 投資は自己責任、必ず最新の公式情報を確認
「株主優待を始めたいけど不安」という方は、まずステップ1の1銘柄から始めてみるのがおすすめです。優待が届いたときの感覚は、文字で読むより実際に体験するほうが早く身につきます。
次に読むべき記事
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